「食べる力」=「生きる力」歯科から見る健康観について
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健康でいられることが実は一番幸せな事。
こんにちは。
歯科衛生士の中山です。
新型コロナが騒がれる中、
健康に関して気をつける方が増えております。
今回は「健康観」について少しお話ししたいと思います。
さて、
自分が病気になった時、
早く治って健康になりたい!
こんな苦しいのは嫌だ!
そう思いますよね。
子供やパートナーなど、
大切な人が病気で苦しんでいたら
あなたはどう思いますか?
「出来る事なら私が変わってあげたい…」
そう思ったことはありませんか?
しかし、あなたが病気になっても誰も変わって貰えません。
そして、変わってあげたいと思っても変わってあげられないのです。
健康でいる為、
怪我をしてしまったり、
病気になったとしても早く回復できるようにするために、何が大切でしょうか。
生きることには何が欠かせないでしょうか。
そうです、
「食」
なんですよね。
「食べる力」=「生きる力」
食べる力は生きる力に等しい。
虫歯で痛くなって噛めない。
治療中であまり美味しく食べられない。
歯周病で歯がグラグラしてよく噛めない。
入れ歯が合わない。
etc…
思うように噛めなかったり、
食事の制限があったり、
食べたいものが食べれなかったり…
食べる事にストレスを感じますよね。
美味しい食事や食べたいものが食べられるって幸せな事です。
当院で治療をし、口の中が健康になられた方々が言ってくださる言葉があります。
「もっと早くに来れば良かった。」
我々にとって、とても嬉しいお言葉でございます。
健康になった喜びは、患者様と同じように私達も嬉しいのです。
「健康」は「健口」から。
健口であるかどうかは自分ではわかりません。
虫歯も歯周病も自覚症状がない病気だからです。
痛くないから大丈夫。
ではなく、
痛くないけど大丈夫?
なんです。
お子様に「虫歯で痛い!」と泣かれたご経験のあるお父様お母様、歯科医院に行くと
「神経がやられていますね。」
なんてセリフ聞いたことありませんか?
痛みが出る前までを「虫歯」と言います。
痛みが出てしまって神経まで感染してしまうと、それはもう虫歯ではなく「歯髄炎」なんです。
痛みで苦しむ我が子を見ると、胸が苦しくなりませんか?
「歯が痛くて夜も眠れない」と
同じ経験をした方、辛くなかったですか?
美味しい!と言いながら食事ができている事は、当たり前ではないんだなぁ。
と思いますよね。
私達は、皆さまの「健口」を目指しています。
沢山の方々が健口になり
心も身体も健康に!
そんな想いで診療しております。
口からものを食べ、
そしてよく噛む事で免疫力が高まり、
がんを予防することがわかってきています。
【食べ方は生き方】
これについてはまたの機会にお話しさせて頂こうと思います。